ここ最近、検索エンジン経由で安定的にアクセスを集める「資産サイト」をどう作るかを真剣に考えるようになりました。 単発のバズではなく、1年後・3年後も検索から人が流れ続けるサイト。 そのキーワードになり得るのが、静的なページを量産するプログラマティックSEO(PSEO)です。
PSEOというと「一気に何千ページも自動生成するブラック寄りの手法」をイメージする人もいますが、 ここで目指しているのはそれとは少し違います。 AIとの日々の会話や、自分の頭の中で整理したことを、 テンプレート化されたHTMLとして淡々と積み上げていくやり方です。
SNSのアルゴリズムは変わり続けるし、動画プラットフォームでの競争はどんどん激しくなっています。 一方、検索エンジンは変化しつつも、「良いテキストコンテンツを評価する」という根本はまだ生きています。 特に、誰も真剣に書いていないニッチなテーマに対しては、1本の良い記事が驚くほど長く読まれます。
PSEOは、その「ニッチ」をシステム的に探し当てて、ページとして並べていく発想です。 AIがある今なら、1人でも相当なスケール感でこれを実現できます。
まず意識したいのは、1つのURLにテーマを詰め込みすぎないことです。 「海外不動産と暗号資産と税金とAI開発」を全部1ページに詰め込んでも、検索エンジンは困惑します。 「海外不動産の頭金」「暗号資産デリバティブのタームシート」といった、もう一段細かい粒度に分解していきます。
PSEOは「量」に意識が向きがちですが、あくまで人間が読む文章であることを忘れないようにします。 AIの出力をそのまま貼るのではなく、自分の言葉で少しだけ整える。 たとえば、「自分だったらここで一度まとめるな」「ここで失敗談を入れたいな」と思うところに 1〜2段落を足してあげるだけで、読み心地がかなり変わります。
検索ユーザーのことを考えるのはもちろんですが、 「半年後の自分が見たときにありがとうと言いたくなるか」を基準にするのもおすすめです。 未来の自分のために整理しておくと、自然と情報の精度や構成が整っていきます。
面白いことに、PSEOの素材はゼロから考える必要がありません。 AIとの会話ログ、仕事のメモ、友人との雑談の中に、すでに大量のコンテンツのタネがあります。
こうした断片を見つけたら、「これは1つのURLになりそうだな」と感じた時点でタイトル案をメモしておきます。 あとはテンプレートに流し込むだけです。
毎回構造を考えていると、人間は必ずどこかで疲れます。 なので、METAコメント・title・description・h1・h2のレイアウトは先に決めてしまい、 中身だけを置き換える作業にしてしまう方が長続きします。
見出しの構成も、ある程度パターンを固定すると楽です。 たとえば:
この形をベースに、各テーマ用に微調整していけばOKです。
最初から「1000ページ作るぞ」と意気込む必要はありません。 むしろ、最初の1週間で10ページ。 2週目でさらに10ページ。 そうやって、内容と仕組みの両方を同時に育てていく感覚がちょうどいいと思います。
この1週間で見えたのは、「AIとの対話をそのまま終わらせない」ことの価値です。 チャット画面を閉じた瞬間に消えるのではなく、 静的HTMLとして積み上がっていけば、それはもう立派な資産です。
プログラマティックSEOの肝は、テクニック以前に「毎日の思考をちゃんと残す」ことかもしれません。 そこにAIと少しの仕組み化が加わるだけで、数ヶ月後にはかなりのボリュームのサイトになっているはずです。